山梨県の地質


山梨県の地質


山梨県は日本列島の中央に位置し、地質的にはこれをほぼ直角に横断する糸魚川−静岡構造線が通っている地域にあります。
ここで山梨県のおいたちを紹介しておきます。

四万十層群形成前の時代(1.8億年より前)

上図の地質図では「紫色の一部」に当たるところで、関東山地と赤石山地の一部に見られます。
これは古生代後半の本州地向斜による堆積物が、古生代末期から中生代初期にかけての本州造山運動によって
隆起したものです。

   



四万十層群形成時代(1.8億年〜3、000万年前)

上図の「紫色の部分」に当たるところで、中生代から古生代に及んでいます。
小仏層群と呼ばれ、赤石山地や関東山地に広く分布しています。


御坂層群形成の時代(3.000万年前〜1.300年万前)

上図の「緑色の部分」にあたり、御坂層群と呼ばれています。
甲府盆地を取り巻く巨摩山地や御坂山地がこれにあたります。
この時期は海底火山の激しい時期に当たります。








富士川層群形成の時代(1.300万年前〜600万前

上図の「黄緑色の部分」に当たるところで、富士川層群と呼ばれ、
この時代の地層は富士川流域、桂川流域に分布しています。

甲府北部の火山活動の時代(600万年前〜200万年前)

上図の「オレンジ色の部分」に当たり、陸上火山活動の活発な時期でした。
このころ甲府北部の水ヶ森火山の爆発がありました。


第四紀の時代(200万年前〜現在)

上図の黄色または「ピンク色の部分」に当たり、世界的には氷河期の時代に当たります。
山梨県にもその証拠が残っています。北岳、間岳、仙丈岳の頂部には「カール地形」が認められます。
氷期における海水面の下降に伴い、海峡がひあがって、日本列島は広がり大陸に接続して、
像やオオツノジカが移動してきました。山梨県にもナウマン象の化石が発見されています。
この時期激しい火山活動が起こり、八ヶ岳や富士山もこの時期に作られた火山です。
甲府盆地の南部にある曽根丘陵や西部の市之瀬台地にのっている厚さ数メートルのローム層は
この時代の火山灰です。


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