2026年6月23日カテゴリー:

901 新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会  902 管理職用 新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会

 6月19日(金)、令和8年度の新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会がスタートしました。この研修会は、正解を持ち帰る場ではなく、受講者自身の“迷い”や“モヤモヤ”を出発点に、仲間と共に自己の在り方を問い続け、対話を通して探究していく研修会です。全4回のうち、第1回の6月と第4回の2月の研修会は次世代リーダーと次世代リーダーが所属する学校の管理職とがコラボして対話を行う、探究的に取り組んでいる研修会です。
 901研修会の受講者である次世代リーダーの先生方は、筆頭伴走者である帝京大学大学院教職研究科の町支大祐先生をはじめ、NITS(教職員支援機構)職員や県内外の指導主事等のファシリテーターとともに、午前中からこれまでの実践を振り返る対話を行いました。Flat・Fun・Freeの3つのグラウンドルールに基づいた対話によって、小学校・中学校・高校・特別支援学校の垣根を越えて交流し、それぞれが向き合っている日々の課題について深く考えることができました。
 902研修会の受講者である管理職は午後から研修会がスタートです。まず町支先生よりイントロダクションと本研修会のねらいについてのお話がありました。不確実で予測不可能な時代においては、課題を予想して準備することは難しく、走りながら考えるマネジメントが必要なこと、そのためには組織のメンバー一人一人が自律的に動きながらそれぞれの得意分野でリーダーシップを発揮することが必要であり、そのための伴走支援が管理職には求められるという趣旨のお話がありました。
 その後、今回の目玉セクションでもある、次世代リーダーと管理職が経験年数や職位を超えて対話する「COZYワークショップ」を行いました。「COZY」とは「温かくて居心地がよい」という意味です。町支先生の軽妙な語りから紡がれる本質的な問いや受講者同士の対話を通して、受講者は自身の教育的な判断や実践の根底にある、それぞれの「観」と向き合うこととなりました。ワークショップの終盤には「自身の観を踏まえた、今後も大切にしたい問いや脇に置きたい問い」について考え、次世代リーダー、管理職がそれぞれのホームグループへ戻ってリフレクションを行い、第1回の研修会は終了となりました。
 受講者からは「探究型という形式に当初は戸惑いもありましたが、110分の対話は他校種や管理職の『観』に深く触れる貴重な時間でした。特に場作りが印象的で、自身の教育観やリーダーとしての在り方を考える貴重な機会となりました。」「目からうろこの研修内容でよい意味で心身ともに揺さぶられた。」「管理職も一緒に考え、管理職の考えが答えという受け取られ方がされない絶妙のワークでした。メタ認知できる問いが散りばめられており、久しぶりに刺激されました。サイコーです。」などの感想が数多く寄せられ、対話への手ごたえがあったことがうかがえます。第2回以降も受講者から新たな学びや気づきが生まれるよう、研修会の内容について講師も含め運営担当者同士で対話を深めていきたいと思います。