山梨県総合教育センター > センターブログ > 5003 5004 体験で学ぶ火山研修会 2026年8月24日カテゴリー: センターブログ 5003 5004 体験で学ぶ火山研修会 8月4日、5日の2日間、山梨県富士山科学研究所とその周辺で「体験で学ぶ火山研修会」を開催しました。特定国立研究開発法人産業技術総合研究所活断層・火山研究部門研究部門長 石塚吉浩先生、アジア航測株式会社先端技術研究所千葉研究室室長フェロー 千葉達朗先生、山梨県富士山科学研究所所長 藤井敏嗣先生をはじめとする所員の皆さんの指導の下、講義、実験、ディスカッション、フィールドワークなどを行いました。 1日目は、まず藤井先生と石塚先生による火山学の講義で火山やマグマ、富士山噴火の歴史などについて学びました。次いで小学生を対象にした火山噴火実験の授業を体験し、昼休憩を挟んで火山噴火のアナログ実験(4種)を行いました。地下で起こる見えない現象を実験により可視化して捉えることで、講義で学んだことの理解が一層深まったと感じました。1日目の最後は小グループでのディスカッションです。講師の先生方や所員の皆さんがグループに2人ずつ入って受講者の質問に丁寧に答えてくださいました。 ガイダンス マグマの重なり方の実験 溶岩の流れる方向を確認 マグマ上昇と割れ目噴火実験 ウレタン噴火実験 専門家とのディスカッション 2日目は、富士山5合目の御庭奥庭や青木ヶ原の富士風穴などへの野外巡検を行いました。御庭では火口跡の窪地や周囲のスパター・ランパート(溶岩のしぶきが降り積もってできた壁のような地形)などを観察しました。また、ルーペを用いて噴出物を観察しました。研究所で昼休憩を取った後は麓に下りて国指定天然記念物である富士風穴へ。かつて養蚕が盛んだったころ、蚕の孵化を遅らせるための天然冷蔵庫として利用されていたこともあり、内部には多くの氷があります。防寒のためのレインウェアを着て内部を観察しました。最後の見学地はジラゴンノ露頭、道の駅なるさわ南側のグラウンド脇にあり、様々な溶岩樹形や溶岩中の泡の形状を観察しました。受講者は富士山噴火の痕跡を身近な場所で確認できることを実感していました。その後、研究所に戻り2日間の研修会を終了しました。 5合目でのフィールドワーク開始 山頂を望む 藤井所長による説明 富士風穴入口 防寒のためレインウェアを着用 はしごを下りて内部へ ジラゴンノ露頭見学 グラウンド脇にあります 溶岩中の泡の形状などを観察
8月4日、5日の2日間、山梨県富士山科学研究所とその周辺で「体験で学ぶ火山研修会」を開催しました。特定国立研究開発法人産業技術総合研究所活断層・火山研究部門研究部門長 石塚吉浩先生、アジア航測株式会社先端技術研究所千葉研究室室長フェロー 千葉達朗先生、山梨県富士山科学研究所所長 藤井敏嗣先生をはじめとする所員の皆さんの指導の下、講義、実験、ディスカッション、フィールドワークなどを行いました。
1日目は、まず藤井先生と石塚先生による火山学の講義で火山やマグマ、富士山噴火の歴史などについて学びました。次いで小学生を対象にした火山噴火実験の授業を体験し、昼休憩を挟んで火山噴火のアナログ実験(4種)を行いました。地下で起こる見えない現象を実験により可視化して捉えることで、講義で学んだことの理解が一層深まったと感じました。1日目の最後は小グループでのディスカッションです。講師の先生方や所員の皆さんがグループに2人ずつ入って受講者の質問に丁寧に答えてくださいました。
2日目は、富士山5合目の御庭奥庭や青木ヶ原の富士風穴などへの野外巡検を行いました。御庭では火口跡の窪地や周囲のスパター・ランパート(溶岩のしぶきが降り積もってできた壁のような地形)などを観察しました。また、ルーペを用いて噴出物を観察しました。研究所で昼休憩を取った後は麓に下りて国指定天然記念物である富士風穴へ。かつて養蚕が盛んだったころ、蚕の孵化を遅らせるための天然冷蔵庫として利用されていたこともあり、内部には多くの氷があります。防寒のためのレインウェアを着て内部を観察しました。最後の見学地はジラゴンノ露頭、道の駅なるさわ南側のグラウンド脇にあり、様々な溶岩樹形や溶岩中の泡の形状を観察しました。受講者は富士山噴火の痕跡を身近な場所で確認できることを実感していました。その後、研究所に戻り2日間の研修会を終了しました。