2026年10月29日カテゴリー:

902 管理職用 新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会 3日目

 10月27日(火)、「902管理職用 新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会」3日目を実施しました。今回は、学校マネジメント研究を牽引されている国士舘大学名誉教授の北神正行先生から「学校教育の質保証としての学校経営改革」と題して講演いただきました。
 最新の教育施策を踏まえた理論に裏打ちされたお話は、いずれも示唆に富むものであり、受講者にとって自身の教職経験や自校の教育環境を振り返る貴重な機会となりました。学習指導要領の改訂や教育職員免許法の改正など、教育を取り巻く様々な改革が進む中、「教育は人なり」という言葉が示すように「人材育成」こそが教育改革の中核である、「個業型組織」から「協働型組織」への転換を図るマネジメントが必要となるというメッセージは、多くの受講者の心に深く響いたのではないでしょうか。
 後半は、前半の講義内容を踏まえ、自校で実践できる具体的な方策についてグループディスカッションを行いました。「感謝を言葉にする時間づくり」「職員室へのカフェスペースの設置」といった職場環境の改善に関する視点や、「地域の専門家の招聘」「卒業生ネットワークの活用」など外部人材の力を生かす視点など、多岐にわたる提案が生まれました。ポスターセッションでは、他グループの実践やアイデアに触れることで、「校種や学校規模によって、抱える課題やその解決に向けたアプローチが異なる」といった新たな気付きも生まれました。
 リフレクションの時間には、「901研修会」で学ぶ次世代リーダーたちの探究記録やアンケートを紹介しました。「自分がやりたいことを実現するには組織を巻き込む必要があることに気付いた。しかし、それを自分にできるだろうかという不安もある」といった率直な声が数多く紹介され、管理職の受講者が一つ一つの声にうなずきながら耳を傾ける姿が印象的でした。
 次回は2月に実施予定です。次世代リーダーたちが次の一歩を踏み出すための伴走支援を続けながら、管理職の受講者が今後どのような学びや気付きを得ていくのか、そしてそれらが学校の変容にどのようにつながっていくのか、大いに期待されます。