2024年1月4日カテゴリー:

中高生PBL(Project Based Learning)体験事業

11月のブログでもお知らせしたこの事業ですが、12月24日(日)の午後、7つの班による山梨県が抱えている様々な問題点に対する解決策についての発表会が開催されました。

「もっとこうなったらいいのに」という視点から、シャインマスカットのアピール増強、人口減少を防ぐ方法、甲州印伝などの伝統産業の拡販、観光客が巻き込まれる交通事故の減少策、観光客と地元住民の交流を促進させる方策、海外からの観光客に対する案内の改善、富士山周辺に集中する観光客を県内の他地域へ拡散させる提案など、それぞれWebページ、イメージ動画、スマホアプリなどの媒体を活用し解決を図ろうという発表でした。作品の中には生成系AIなどの人工知能を利用したものもあり、中高生たちが素晴らしいツールを創出することができるという新たな可能性を見出すことができました。

発表会には山梨県の産業に関する部局の方、教育長をはじめとする教育委員会関係者、参加生徒の保護者など多くの方にご来場いただき、盛大に開催されました。最後には代表生徒へ、教育長から修了認定証が授与され、閉会となりました。

参加した中高生がこの体験を通して学んだことをさらに深め、山梨県のこれからを支える人材に育っていくことに大きく期待できる発表会でした。