山梨県総合教育センター > センターブログ > 令和7年度 初任者研修会(小学校) 2025年6月10日カテゴリー: センターブログ 令和7年度 初任者研修会(小学校) 令和7年6月6日(金)に第4回初任者研修会の小学校を行いました。イントロダクションの問いでは「授業づくりを支えるものとは」という問いに向き合いました。今年度から取り入れた「探究ノート」には、今の自身の考えが綴られていきました。問いから導入していくイントロダクションに初任者の皆さんも少し慣れてきた様子がうかがえました。午前中の講義は、総合教育センターの内田由布 指導主事から「国語の教科指導法」について、同じく小林裕直指導主事から「算数の教科指導法」を学びました。午前中の国語と算数の講義は、全員参加の必修選択ということで、大研修室で教科の目標や見方・考え方をはじめ、教科の本質に迫る内容でした。途中のグループワークでも活発な意見が出されました。午後は、初任者の皆さんが事前に選択した1つの教科の講義を受講しました。選択した理由を、何名かの先生が話していました。「自分が将来この教科を指導するときに役立てるため」「自分が苦手な教科をあえて選んで勉強しようと思った」「得意な教科だけど、もっと詳しく知りたいから」などと様々でしたが、どれも「主体的な思い」を胸にして、それぞれの研修に参加していました。「社会」は総合教育センターの有賀拓也 指導主事、「理科」は義務教育課の安孫子悠生 指導主事、「図工」は義務教育課の鷹野敦貴 指導主事、「音楽」は総合教育センターの古屋雄人 指導主事、「家庭」は総合教育センターの坂本久美 指導主事、「外国語」は総合教育センターの一瀬大樹 指導主事とALTのアレクシス先生からそれぞれ学びました。どの研修も積極的に参加している様子が見られ、すぐに使えそうな実践例の紹介の時には真剣にメモをとっていました。最後の研修では、ICT教育支援センターの中村智司 センター長から「授業でのICT活用」について学びました。「ICT」ってどんなもの?というイメージの共有からはじまり、ICTを使ってどんな授業を作るか考える講義となりました。また、ICT端末を使う側の視点に立った話を聞くことができました。リフレションではもう一度「授業づくりを支えるものとは」という問いに向き合いました。自分の考えを綴る中で、明日から何か一つできそうなこと「アクションプラン」を考えて次の実践へとつなげていきました。初任者に対して今年度はアンケートを毎朝実施し、初任者の現状を把握して、なるべく早く実態を掴むことを心がけています。従来の研修形態である「講義」の連続ではなく、なるべく参加者が双方向にコミュニケーションをとり、多様な他者とその他者の価値を尊重しながら研修を進めていけたらと考えています。運営としても「初任者に寄り添いたい」「初任者のニーズに応えたい」という「おもい」があります。その「おもい」を研修デザインの「ねらい」に転化して、より知的でより充実した研修を創造できないかと日々考えています。「研修」と「支援」のベストミックスをこれからも探究して、初任者の皆さんと共に学び続けていきます。これからの“暑い”“熱い”研修の夏も、共に乗り越えていきましょう。
令和7年6月6日(金)に第4回初任者研修会の小学校を行いました。イントロダクションの問いでは「授業づくりを支えるものとは」という問いに向き合いました。今年度から取り入れた「探究ノート」には、今の自身の考えが綴られていきました。問いから導入していくイントロダクションに初任者の皆さんも少し慣れてきた様子がうかがえました。午前中の講義は、総合教育センターの内田由布 指導主事から「国語の教科指導法」について、同じく小林裕直指導主事から「算数の教科指導法」を学びました。午前中の国語と算数の講義は、全員参加の必修選択ということで、大研修室で教科の目標や見方・考え方をはじめ、教科の本質に迫る内容でした。途中のグループワークでも活発な意見が出されました。午後は、初任者の皆さんが事前に選択した1つの教科の講義を受講しました。選択した理由を、何名かの先生が話していました。「自分が将来この教科を指導するときに役立てるため」「自分が苦手な教科をあえて選んで勉強しようと思った」「得意な教科だけど、もっと詳しく知りたいから」などと様々でしたが、どれも「主体的な思い」を胸にして、それぞれの研修に参加していました。「社会」は総合教育センターの有賀拓也 指導主事、「理科」は義務教育課の安孫子悠生 指導主事、「図工」は義務教育課の鷹野敦貴 指導主事、「音楽」は総合教育センターの古屋雄人 指導主事、「家庭」は総合教育センターの坂本久美 指導主事、「外国語」は総合教育センターの一瀬大樹 指導主事とALTのアレクシス先生からそれぞれ学びました。どの研修も積極的に参加している様子が見られ、すぐに使えそうな実践例の紹介の時には真剣にメモをとっていました。最後の研修では、ICT教育支援センターの中村智司 センター長から「授業でのICT活用」について学びました。「ICT」ってどんなもの?というイメージの共有からはじまり、ICTを使ってどんな授業を作るか考える講義となりました。また、ICT端末を使う側の視点に立った話を聞くことができました。リフレションではもう一度「授業づくりを支えるものとは」という問いに向き合いました。自分の考えを綴る中で、明日から何か一つできそうなこと「アクションプラン」を考えて次の実践へとつなげていきました。初任者に対して今年度はアンケートを毎朝実施し、初任者の現状を把握して、なるべく早く実態を掴むことを心がけています。従来の研修形態である「講義」の連続ではなく、なるべく参加者が双方向にコミュニケーションをとり、多様な他者とその他者の価値を尊重しながら研修を進めていけたらと考えています。運営としても「初任者に寄り添いたい」「初任者のニーズに応えたい」という「おもい」があります。その「おもい」を研修デザインの「ねらい」に転化して、より知的でより充実した研修を創造できないかと日々考えています。「研修」と「支援」のベストミックスをこれからも探究して、初任者の皆さんと共に学び続けていきます。これからの“暑い”“熱い”研修の夏も、共に乗り越えていきましょう。