2025年7月30日カテゴリー:

「新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会」【探究型研修】2日目

テーマ:自己の在り方やよりよい自校の在り方を探る ―問いが未来を動かす―

 

7月24日(木)「新たな教師の学びによる次世代リーダー研修会」第2日目が実施されました。今回のテーマは 「自己の在り方やよりよい自校の在り方を探る」。参加者は、これまでの1か月間の探究を振り返りながら、「真の課題」と向き合い、その課題解決に向けたアプローチを深めました。

  • 学びを広げる多様な対話の場

研修では、ホームグループでの対話に加え、同校種の参加者が集まるクロスグループセッションを実施。対話の場では、結論を急がず、お互いの価値観や経験をじっくりと聞き合う時間が流れました。「違いを楽しむ」「追体験しながら聞く」といったグランドルールが、参加者同士の深い関わりを生み、豊かな学び合いを実現しました。異なる視点や価値観との出会いから新たな気づきが生まれ、課題へのアプローチがより立体的になりました。

また 「個人探究の時間」 を設け、各自がこれまでの対話や資料をもとに「構想メモ」を作成する時間を確保。自分自身の問いや考えを深く掘り下げる一日となりました。

  • 学びを支える工夫された環境

2台のモニターを活用したヒーリング映像やバランスボールの配置、多様な文献の準備など、身体と心を解放し、思考を活性化するための環境づくりの工夫をしました。

  • 問いと向き合い、未来を描く

「こんな学校をつくりたい」という思いと、「真の課題」を裏表の関係でとらえながら、短期・中期・長期の視点で構想を描く。そんな一連のプロセスを通じて、参加者は「自分の探究」を深掘りし、10月に向けての新たな一歩を明確にしました。