中 社会科 授業力アップ研修会Ⅱ 学習指導要領に基づく理論と演習

8月17日(水)、新型コロナウイルス感染拡大により、Zoomによるオンライン研修に切り替えて実施しました。

藤野 敦 視学官(文部科学省初等中等教育局)より「『主体的・対話的で深い学び』のための学習指導について」と題してご講義いただきました。学習指導要領改訂の概要と考え方、学習指導要領で社会科に求められる学び、指導と評価の一体化等について、理論から具体的事例までわかりやすくお示しいただきました。また、それを受けて、山梨県教育課程実施状況調査の分析結果から見える山梨県の社会科の課題を踏まえ、授業改善の方策について考えるという課題に取り組みました。受講者からは、「『評価』が変わるのは、『指導』が変わるからこそである。」という講師の先生の言葉にはっとし、「社会科の『本質』とは何かということを考えて、日々の実践を再度点検したいと思いました。」等の感想がありました。授業づくりの土台となる社会科の本質について考えるとともに、授業改善に向けて各自の実践を振り返るきっかけとなる研修会となりました。