2019年5月23日カテゴリー:

特別研修会Ⅰについて

令和元年度 特別研修会 実施報告 
実施日時:令和元年5月23日(木)
対 象:県内教職員,教育関係者
実施内容:東京聖栄大学 管理栄養学科 教授 有村久春 先生
「カウンセリング感覚のある先生」
-次代を生きる子供の教育-
参加人数:約240名

新学習指導要領実施にあたり,「習得」「育成」「涵養」を先生がどう構築するかが問われている今,3つのS(スピード,スマイル,センス)とD(デリカシー)を意識し,「子供の存在を大事にする」スタンスで,5つのみる(見・観・診・視・看)を使い分け,子供の実情から学びを引き出し,子供たちに返すべきとの話がありました。「①CAN:君にできること 良い点 ②WILL:感情 欲求を充足する ③MUST:原理・原則」の順番の見方に変えなければいけないこと,先生自身が自己一致を図り,心をゆたかにして子供の前に立つべきであること,先生がメタ認知力を上げることは子供がメタ認知力を上げることにつながっていくことなどを柔らかな口調で教えてくださいました。演習を取り入れ,受講者の声を引き出し,全体の学びへと変えていく見事な展開で,主体的・対話的で深い学びを実現する研修会となりました。